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東西2つの道路に挟まれた75坪の敷地。西から東へ6mの高低差で傾斜したこの土地は、平面的にも東西に細長く変形している。東に津堅/久高を望めるこの土地の特性を生かし、変化に富んだ魅力ある住空間となるよう講成した。 傾斜した敷地の建物を水平に配置すると、土圧を受ける部分は半地下となる。この開口を取ることができない半地下の居室にも、存分に光と風が得られるよう建物にほぼ中央に1階から3階を貫く中庭を設けた。 この家の光井戸・風の抜け道ともいえる中庭は、各階に植栽の緑を楽しませてくれる。 高低差のある2つの道路からのアプローチ、各階を吹き抜いた中庭の配置といった、レベル差を利用した講成で、難条件ともいえる傾斜地の特性を生かした住宅が完成した。 |
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1. 外観アプローチを見る
2. アプローチ上部から見る (中庭の緑を見ながらアプローチする) 3. 居間から和室1,2を見る 4.和室1、茶室を見る 5. 玄関ホールを見る。手前の水廻りに 屋根がホール内に表れる2重構造である |
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