オ ン ナ ナ ビ ノ イ エ

比嘉 幹

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オンナナビノイエ  「沖縄らしさ」それは一言で表すことは難しいと思いました。それは沖縄に多く見られる文化は、きっと元をたどれば外来のものであることを知ってしまうからです。しかし私達は沖縄というイメージを確実に何かしらを持っていると思います。それはなにか? それをたどるつまり、「沖縄らしさ」を考えるとき、自分は先人のことを考えることで何かしらのキッカケを思いつくのではないかと考えました。誰もが沖縄らしいと思う「恩納なびぃ」彼女を手がかりに空間を作り上げることはめぐりめぐって何かしらの「沖縄らしさ」というものに辿り着けるのではないかと考えました。

 琉歌の歌人として有名な恩納なびぃは1660年ごろ、恩納村に生まれたとされています。恩納なびぃ、の生きた時代は、沖縄文化の黄金時代といわれています。彼女は地元恩納村の自然、そして恋愛を歌にたくし自己を表現していました。そんな彼女のための空間はやはり、言葉や音、そしてやわらかな光の入る空間がいいと思いました。







 
 このシステムは言葉・音を空間の部材に変換するための装置であるわけです。空間が恩納なびの歌によって作られていきます。つまりこれは空間に彼女の意識が混じり合うような意味があります。設計者一人の意識によって作られる空間ではなく彼女が歌を楽しむように、空間を歌と合わせて表現してくれるといいと思いました。最後に編集する立場が設計者ではなく彼女になればいいと思いました。





 
  恩納岳あがた
       里がうまり島

  岳ん押し退きてぃ
       くがたなさな

             恩納なびー  


言語に新しい感覚を付加させる
つまり何気なく使っている言語に
ボリュームのイメージが付く

       ↓

作られた空間から音を読む。
今まで意味を持たなかった言語にさえ
イメージが表れる。

かつての沖縄のように共同の作業によって作られる






 

現在多くの物は 
商品つまり一般というものに向けたものであるため、
なかなか物質と意識というもの繋がりにくいと自分は感じます。
それならば積極的にクライアントが 
設計の立場に関われるといいなと思っていました。
かつて沖縄のほとんどのものは
共同作業として物が作られてきました。
そういった作業は時間がかかるかもしれませんが、
記憶といった意識に深く刻み込まれるものだと思います。
ガウディによるサクラダ・ファミリアにおいても 
そういった事が関連し
多くの人をひきつけているではないかと思います。
時間や意識は共同での作業によって 
より深く記憶というものに影響をあたえると考えます。
つまりここでは物質というものと、意識というものを、
かつての沖縄の物作りのように 
融合したものを作りたいと考えました。
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