0
 

 の お 食 事 会

2008
  
2005年3月に第1回目の春の食事会“はるん”が開かれました。
九州の料理人“P”chanと匠斎庵主宰仲村渠が出会い、
ものづくりに対する想いを互いに共感したことからこの会は始まりました。
色々な遊びをしながら、 形ではない楽しいことをみんなで作り上げ、それを楽しむ。
この会は「楽しいことをする」それだけが目的です。
建築をつくることも、料理を作ることも、 その他のものづくりにおいても、
遊びながらものづくり自体も楽しむ。
これは人を感動させるのには欠かせないことなのではないでしょうか。
    
 

2008年

今年のはるんのテーマは
“原空間との対話”。

昨年末に友人の紹介で出合った北中城・大城の磁力の強い空間。
友人の弾く弦の音と島唄とが重なり
心に響く感動がありました。
こんな素敵な時間・・・
皆に紹介したく今年のはるんの企画となりました。
イメージは島の原空間との対話・三線と笛・島の土で焼いた器。

案内状

 

食事会の前に集落散策

~北中城村・大城~
 
 北中城村は世界遺産・中城城址、国指定重要文化財・中村家の他に
大城集落ではカーや大城グスクなどを文化財として残しています。
また歩きたくなる道500選にも選ばれ
沿道を花やシーサーで賑わせてるのが大城です。
食事の前に散策です。

中城城址
中村家
天気に恵まれいい散歩日和となりました。
沿道や垣根の上,花壇、塀など
至る所で手作りシーサーが出迎えてくれました。
 
 
cafe喜友でもシーサーがお出迎えです。

 

cafe喜友

 

料理の準備中。
左:はるんの料理長Pちゃん 中:パティシエちいちゃん
右:船長石川さん

 

「おしながき」も一枚一枚気持ちを込めて書いてます!

本日使用する器は、陶眞窯・相馬正和氏がこの日のために焼き上げました。
自分で選んだ美しい器で食事の味をたしなむ。
風景の体験によって文化は風景と共生するという価値観に目覚めます。
目覚めは期待へと変わり生活を豊かにします。

薪が焼べられ火が燃え上がる夕刻、お客様も集まりはじめました。
カンパーイ!いよいよ“はるん”のはじまりです。
幕開けはやはりかぎやで風。
船長・石川さんと友人の島袋さん
即興で扇子代わりに葉で代用。

 

豪快に盛られおいしそう。
船長・石川さんよりご提供のアカジン。ごちそうさまです

ご献立
 
食前酒/木下家自家製梅酒

前 菜/“ガンジスの声”野菜と果物のサラダ

向付/“another world”海の幸盛り合わせ

汁もの/“changing”豆腐蓉と春野菜の味噌仕立てなべ

御飯/“Dou Yoh”旬の食材混ぜ御飯のおにぎり

揚げ物/“springs”野草の天麩羅

焼もの/“紫式部”焼紅芋

デザート/“天”島人参のババロア

 

 
 
食べて、飲んで、楽しく会話がはずみ盛り上がりました。
はるんの仕掛け人・伊東さんも夫妻で半年間の海外旅行を終え駆けつけてくれました。
ムイと頭上の月が知念さんの笛の音色と重なり幻想的な雰囲気に包まれました。
目、耳を通して心を癒す迫力ある風景の「美」は
豊かな感情となり表現力、想像力となります。
皆さん目の前の光景にうっとりです。  
またまた即興。今度は笛、三振、唄でトゥバラーマ。
 
宴は遅くまで続きました。




月が高く上り、火が消えても 
余韻にひたっていました。

人の嗜好は 
子どものころの風景体験が 
影響し関わっています。
美しい、生きた自然や風景を 
印象体験したイメージが 
人間関係、ものづくりに強く影響しています。
また風景との出会いは 
目覚めとなり 
ものづくりの鍵となるでしょう。
料理人“P”chan、
パティシエの“ちぃちゃん”
その他この会をつくりあげることに 
協力してくれたみなさん 
心より感謝いたします。
ありがとうございました。
      

→はるん 2004
→はるん 2005
→はるん 2007
ひとことメッセージお待ちしています。
※アドレスを記入して頂ければ返信致します。
お名前 ※必須
フリガナ ※必須
メールアドレス
電話番号
お問合せ内容 ※必須
 
トップページへ