谷茶の家+プチホテル

サンセットを楽しむための5つのゲストハウス(1LDK)と施主のための住まいの計画である。
谷茶の浜に面したこの敷地は、晴れた日には遠く水平線の彼方に伊江島タッチューを望み、
時とともに変化するコバルト・ブルーの海の色と、鮮やかに染まるオレンジ色の夕陽が人々の心を癒やす。
夜になると満天の星が光輝き、宇宙と交信する。
この計画では、海側(サンセット)に全面的に開放することをコンセプトとした。
構造計画により、海に向かって両サイド(南側と北側)に大きな壁柱を配置し、
両サイドの民家側を閉じることで殺伐とした景色を視線から消し、意識をより海へと開放する様に図った。
この構造から生まれるもう一面の開放部分(国道側)はアルミルーバーのスクリーンで全面を覆い、
生活感を感じさせないよう工夫している。
リゾート(ここ)を訪れる人々は囲まれた中央部の水と光のアプローチ階段を通り、
各ゲストハウスへと誘われ、戸扉を開いた瞬間から海へと心が開放される。
人々が思い思いに悠久の時を過ごす空間になればと願う。

 

外観を見る。
両サイドは壁柱の構造で閉じ、国道側はアルミルーバーのスクリーンで覆い、
より海側にリビング・水廻り・テラスを開放する外観となっている。(海側には外のシャワーを準備している)

 

 

 

アプローチをみる。
門扉を開けると水盤(プール)があり、飛石を渡り水の音を聞きながら各ゲストルームへとアプローチする。

 

 

 

 

屋上テラスへ上がると、視界にあるのは自然のみ。自然と対話し悠久の時を過ごす。
夜になると、星のシャワーを浴び、宇宙と交信する。

 

 

 

 

海辺の芝生の庭に開放された1F客室

 

 

 

 

2F・3F客室。全室ミニキッチンがあり、バスルーム・リビングは海に開放されている。
リビングのテーブル、テラスのブランコ・ベンチは木工作家の小橋川剛右氏の作品。

 

 

 

海側のテラスとバスルーム。
全室(リビング・バスルーム・テラス)は海に開放され、サンセットが楽しめる空間となっている。

 

 

 

 

 

水と光の階段から住宅の門扉をくぐると、開放的な離れの和室(ゲストルーム)と出会う。
その廻りの小さな露地空間からリビングへとアプローチする。
国道側アルミルーバースクリーンに囲まれたベランダは、
塩害対策としてクーラーの室外機、洗濯機等は全て国道側のベランダに納め、
アルミルーバーのスクリーンで隠している。