敷地は宜野湾市真栄原の住宅密集地。
約38坪の狭小敷地に家族6人+犬1匹のスペースを
どう確保するかが大きなプログラムになっている。
北側外観・玄関をみる
この敷地は宅地構成された土地の中で最後まで残っており、
周囲はすでに住宅となっていた。
南側の隣地は約2.5m高くなっていて、
そこには立派なサクラとアカギが生えていた。
敷地面積そして、要求される面積の関係上、
十分な外部スペースの確保が難しいため、
隣地のアカギとサクラを借景として取り込むことで、
豊かな住空間を作る事が大きなテーマとなった。
リビング・デッキ
住宅はスキップフロアで構成する4層(1階駐車スペースを含む)
の搭状の建物となった。
2階にリビング、デッキを連続するように設けることで、
目の前には立派なサクラとアカギが茂り、
都市住宅の住空間にも緑の潤いを付加することが出来た。
和室・キッチン
3階・最上階・屋上庭園
来年の初春には目の前が桃色に包まれ、
花びらが内部まで舞い込んで来る事だろう。