敷地は恩納村真栄田。
海からほど近い住宅地に建つ家である。
施主からの要望として、
ローコスト木造住宅の涼しい家であった。
計画を進める中で、
海に近い立地で台風等のことを考慮し、
コンクリート造と木造(屋根)の混構造を採用することとなった。
全体のイメージを決定づける木造架構は
小さなスペース(水廻り等)のコンクリートBOX2層のコア部分と
リビングに立つ壁に木造の大屋根を架ける構成とした。
この住宅では構造の考え方と間取りを単純化することにより、
小住宅(25坪)においても、
リビングのダイナミックなボリュームを確保しながら
ローコストの住宅を可能にし、
南側に面した居間からは吹き抜けを介して
部屋中に風が流れる涼しい住まいが出来た。
2階のプライベート空間にはテラスを設け、
ダイバーである家主さんが常に海と対話できる様になっている。
外観・デッキ
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